世界一やさしいく雇用保険を解説する
転職または退職を決めたら・・・。
実行に移す前に雇用保険について調べましょう。
退職日の設定次第では雇用保険(失業給付)がもらえない場合やもらえる金額が少なくなる場合もあるので気をつけてね。
そもそも雇用保険(失業保険)とは
会社を辞めて次の就職先を探すと言う人が安心して就職活動できるように国が「一定期間」「一定額」のお金を支給しますと言う制度です
雇用保険のチェックポイント
最初に確認しておくべきなのが、あなたは雇用保険の被保険者になっているかどうかと言うことです。
調べ方は簡単で毎月もらっている給料の明細書を見てください。
「雇用保険料」と言う名目のお金が引かれていれば雇用保険は支払われます。
失業給付を受けるための条件は・・・
1.退職前の2年間に雇用保険の日保険者である期間が通算12ケ月以上あること
2.失業状態にあること
これは就職をしようと言う意思と能力があって就職活動をしているのに就職先が決まらない状態のこと
失業状態に当てはまらない人
1.病気や怪我ですぐに就職できない人
2.妊娠、出産育児などですぐに就職できない人
3.親の介護ですぐに働くことのできない人
4.定年などによりしばらく休業する人
5.結婚して家事に専念する人
6.家事手伝いに専念従事し就職できない人
7.すでに新しい仕事についている人
8.自営業を始める人
9.会社の役員に就任した人
10.学業に専念する人
1から3の場合は救済処置があるのでハローワークで確認してね。
被保険者であった期間が1ヵ月でも足りないと残念ながら必要給付を受けられませんよ。
なので転職を決意しても安易に退職日を決めちゃいけないのです。
会社のやめ方にもご注意ください、やめ方次第では3ヶ月も早くお金がもらえますので・・・
退職理由が、自己都合か会社都合か?
自己都合か会社都合かで支給開始時期が大きく変わります。
失業給付はいつから受けられるか?
失業給付金は一定の期間、毎月1回指定の銀行口座に振り込まれます。
気になる金額は退職時の収入と勤続年数によって異なりますが・・・
今の月収のおよそ5割から8割が支給1回あたりの金額です。
失業給付金の支給開始時期は・・・
会社都合で辞めた場合リストラ等または会社に辞めさせられた場合
自分の都合で辞めた場合によって次のように違ってきます。
会社都合の場合、本人がハローワークで手続きをしてから約1ヵ月後位に支給が開始されます。
自己都合で会社を辞めた人は、本人がハローワークで手続きをして約4ヶ月後に支給が開始されます。
辞めるにあたって、一般的な自己都合の場合は3ヶ月分ぐらいの余裕資金もっていないと退職後が大変ですね。
特に注意していただきたいのが、リストラのような時にも・・・
退職願を出してしまうと自己都合とみなされてしまいます
上司に催促されたような場合も同じですので注意が必要です。